Archive for April 2007

29 April

「リアルのためのフィクション」東京国立近代美術館

いつのまにか、今日はみどりの日じゃなくて昭和の日に。でもここは無料入館日だったので、見に行く。小規模な企画展。
やなぎみわのエレベーターガールたち作品のオリジナルを見られたのが良かったかな。
ソフィカルの作品も見たことがある作品だったから、ボリューム的には小規模のギャラリー並みね。
無料のパンフレットは、なかなかゴージャスでよかったわ。
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27 April

時間堂「ピンポンのような」王子小劇場

久しぶりに時間堂の作品を見に行く。演劇自体は好きなのだけれど、なかなか劇場に足を運べない自分がいる。
やっぱり、テレビとかの演劇放送を見るよりは(初めて大人計画の舞台をテレビで見た。「ウーマンリブ先生」ね。)、
ライブで見ると演劇独特のグルーブ感を感じられるね。この作品は前半は登場人物が多く
そのやりとりが上滑りしている感じがして、なかなか入り込めなかったけど、後半人数が少ない掛け合いになると、
ぐいぐい物語世界に入り込むことが出来、ウルッときたり、うふふと頬をゆるめたりと楽しむことが出来た。
演劇は演劇の楽しさがあるなと再確認した舞台でした。
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23 April

「大喜利猿 墨」小林賢太郎、升野英知

最近のお笑い番組で、バカリズムにもーれつにはまった。トツギーノとかね。
ラーメンズも好きだけど、なかなかメディアではお目にかかれないよね。
なので「YouTube」で両者のコントとかをがっつり見る。その流れでこの書籍があることを知り、借りて読む。
こういう世界観嫌いじゃないね
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20 April

「夢を与える」綿矢りさ

新作を読んでみたいと思っていたので、ながらくぶりにでた初長編小説を読む。
作風の印象がガラッと変わったね。でも部分部分に前作までの良さを垣間見られるけど。
長編なのだけど最後まで一気に読ませたね。扱っている内容が内容なだけに、彼女の姿がちらついて困ったわ。
なんだか、ちぐはぐで救いのない感じは楽しい読書には向かないけど、ちぐはぐさ加減を楽しめるのであれば、読めます。
陳腐だけど「夢を与える」ではなくて「愛を与えて」と思ってしまったわ。
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11 April

「サマーバケーションEP」古川日出男

彼の作品は地図的で映像的だと改めて感じた。
街には物語が溢れていて、それもクフクフと笑みがこぼれる幸せなイメージで最後まで楽しく読める。
もうちょっと夏に近づいたら、この物語をトレースしたいなと思っていたら、実際作者を交えたイヴェントがあったみたいね。
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