Archive for May 2006

29 May

「蹴りたい背中」綿矢りさ

「インストール」が悪くなかったので、何かと話題だったこの作品を読む。
さすがにブームが去った後だったので、図書館ですぐ借りられた。
作者の素性を知っているせいか、初々しくリアルタイムな感じがありありと感じられた。
エキセントリックな少年少女と閉塞感がさらっとかかれている。同時代の読者は共感できるんじゃないかな。
彼女が今後、どういう作品を書いていくか興味があるね。
23:32:00 | memoryrecord | No comments | TrackBacks

27 May

梶井照陰「NAMI」エプサイト

作家のトークショーがあったので参加する。進行があまりうまくないのか、興味深い話は少なかったかな。
でも質疑応答の時に少し得られるものがあったけど。以前NHKのトップランナーの時の内容の方が良かった。
収穫はエプサイトの技術責任者のような人に質問できたことかな。
彼の作品はjpgのあまり大きくないデジタルデータで撮影されているそうで、それを大きく出力するためには、
優秀なオペレータを使い補完作業をしているとのことでした。デジタルの作品にはそういう人が必要になってくるのね。
20:50:00 | memoryrecord | No comments | TrackBacks

23 May

「僕のなかの壊れていない部分」白石一文

これで最後、実家においてあって持って帰ってきて読んだ本。
タイトルからして、あ〜あっていう感じなのだけど、内容もあ〜あって感じでした。
入り込むまで時間がかかったが、鬱陶しい部分はとばしつつ読み始めたら何とか読めた。
まだ、ものを知らなかった若い頃読んだのならもう少し楽しめたかもしてないけど、いま読むのは、あ〜脱力って感じでした。
20:05:25 | memoryrecord | No comments | TrackBacks

19 May

野口里佳「ドリーミング・オブ・バビロン」ギャラリー小柳

銀座に出る用事があったので寄る。常設展として収蔵作家の野口里佳の展示でした。
このシリーズの作品は何度か見たことがあるのだけどね。
あらためて思うのは、距離感が良いのと衒いがないということかな。
20:46:00 | memoryrecord | No comments | TrackBacks

18 May

「女子大生会計士の事件簿 DX.1」山田真哉

これも実家にあったので、持ってきて読んでみた。さおだけ屋の作者書いた本。
あとがきに作者のエクスキューズがあるけど、もういいかな。
彼には純粋に面白い経済書か原作とか原案に徹する方が良いんじゃないかな思った。
20:05:00 | memoryrecord | No comments | TrackBacks