Archive for July 2006

17 July

木村幸恵研究展「ゆうれい/レッスン2」きむらっち日本近現代美術研究所

誘われたので見に行く。彼女の展覧会は2005年にGFALで行われた「逃走インスティチューション闘争」以来です。
GFALは武蔵野美術大学内にあるギャラリーで、場の持つ面白さを利用した展示だったと記憶してます。
今回は彼女のアトリエというかベースというか本拠地といえる場所での展示で、これも味わいのある展示でした。
彼女の幽霊として、たゆたっているオブジェがジェリーフィッシュの様で気持ち良さげでした。
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08 July

畠山直哉「Zeche Westfalen I/II Ahlen」タカイシイギャラリー

清澄に移ってから初めてのタカイシイギャラリー。
今回の場所はほんとに倉庫の上階部分で、エレベーターも業務用に乗っての5階です。なかなか他とは違う趣があって良いね。
この作品群を見て写真家としての素直な視線を感じた。僕が彼の作品を良いと思うひとつに彼のテキストの存在がある。
今回の作品のために記されたテキストを読んで、改めて自分の未熟さと彼の思慮深さを実感した。

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01 July

畠山直哉「二つの山」東京アートミュージアム

スイス人作家が日本の山を畠山直哉がスイスの山をテーマにした展覧会の畠山直哉展を見てきました。
なにげにアートな町仙川に新しくできた東京アートミュージアム。安藤忠雄建築研究所設計のコンクリート建築です。
その展示空間が山を登る疑似体験を感じさせるもので、展示空間で見せる写真の面白さの一端を感じられた。
畠山直哉の写真はあいかわらず唸らされました。完成度が高いです。
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