Archive for November 2007

27 November

「夢見る黄金地球儀」海堂尊

初の医療ものではない冒険活劇もの。世界はバチスタシリーズの世界なのだけどね。
キャラクターの作り方がこの作者らしいのだけど、なんかしっくりこなかったかな。
キャラ付けをしすぎた感が否めない。内容は軽く少年向けって感じるくらい。
彼のバチスタシリーズが好きな僕としては、今ひとつでした。
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13 November

よしもとばなな「まぼろしハワイ」

最近すっかり彼女の小説を読んでないなと思い、久しぶりに新刊を図書館に予約してみた。
全編ハワイが絡む短編集。印象は大人になったというか、親になったというか、そんなばなな節。
エッセイとかweb日記集を読んでいたからか、フラとかマッサージのこととか、
彼女のリアルな周辺に近い雰囲気を感じ取ってしまったわ。
内容はけっしてあっさりしてはいないのだけど、なんだか軽やかな感じだったかな。
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07 November

村上春樹「走ることについて語るときに僕の語ること 」

書き下ろしの走ることについてのエッセイ。前々から彼のエッセイには走ることについての内容も多かったけれど、
今作は走ることを語ることによって、村上春樹とはを自分で語った本です。
これを読むとますます彼の魅力や人生の思考の仕方や諸々を感じ取ることが出来ます。
彼の小説の魅力は、彼自身の魅力でもあるということがよく分かるね。
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01 November

「クワイエットルームにようこそ」「自虐の詩」

久しぶりに映画の日を利用して映画を見る。それもはしごで。やっぱり1000円だと映画館に足を運んでも良いかなと思うね。
「クワイエットルームにようこそ」は好きな役者が多く出てるので良いね。
なんだか松尾スズキ関連の作品は、ちょい役とかでもいい役者が関わってる気がする。
ちゃんと映画にとして落としこんでてあったので、最後まで楽しく見ることが出来た。
映画だからしょうがないのかもしれないけど、小説がもっていたグルーヴ感を感じたいというのは贅沢な欲求かな。
「自虐の詩」もこれも映画としてちゃんと出来てたね。原作の四コマ漫画は読んだことはないのだけれど、読んでみたくなった。
やっぱり中谷美紀がすごいね。不細工メイクなのにそれを吹き飛ばすぐらいに美しいし魅力的。
あと残念だと思うのは、嫌われ松子の印象と被ってしまったことかな。
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