Archive for November 2006

30 November

映画「手紙」

事前に脚本を読んでいたこともあって、アナウンスされているように号泣はしないだろうと思っていたら、
最後きれいにもっていかれてしまったわ。ポロポロときちゃったね。
劇中の漫才のシーンを見ていると笑いを演ずるのってやっぱり難しいんだなと思う。でも悲しみを強化するいいアイテムだね。
物語は淡々と進み、主人公の暗い表情だけが印象に残る感じだけど、力業でもってかれる感じね。
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29 November

「男女の怪」養老孟司・阿川佐和子

書店店頭で見て図書館に予約を入れる。阿川さんの対談は面白いという印象があったので。
この本はバカの壁の内容を元に男女のくくりにして阿川さんのつっこみを楽しみつつすらすら読める本かな。
内容的にはあんまり新しい感じはなく、僕の個人的な感想だと養老孟司の著作は新しいものほどライトになってる。
彼の著作は「唯脳論」がやっぱり刺激的で面白かったな。
20:50:00 | memoryrecord | No comments | TrackBacks

24 November

「わたしは甘えているのでしょうか?27歳・OL」村上龍

女性の人生相談を村上龍が答えている本。どんなにくだらない質問にも村上龍らしい現実的な答えをしている本。
図書館に予約を入れるときは、早くまわってきそうだしと軽い気持ちで予約したのだけど、絶妙なタイミングでまわってきたね。
女性に向けて語られているのだけど、読んでいて身につまされました。自分を見つめ直せと言われてるみたい。
22:15:00 | memoryrecord | No comments | TrackBacks

22 November

「百器徒然袋―雨」京極夏彦

図書館に予約した本の数が規定数に達していたので、すぐに借りられる本を検索してこれを借りる。
いや、もっと早く読んでおけばよかった。面白い。京極堂のシリーズよりもエンターテイメント性が高いんじゃないかな。
これは探偵榎木津が主軸なので、探偵小説と銘打ってあるけど、それはご愛敬。京極ワールドでの探偵小説に仕上がっています。
話自体は本シリーズに比べれば重くないので、軽快に読み進められました。「風」も早速読みたいな。
20:27:00 | memoryrecord | 2 comments | TrackBacks

12 November

「ないものねだり」中谷美紀

「嫌われ松子の一年」を読みたくて豊島区の図書館で検索をかけたらなかったので、唯一あったこの本を予約。
嫌われ松子の一年は本屋でざっくり立ち読みですませました。といってもほとんど読んだのだけどね。
この本もやっと予約がまわってきて、ボリューム的には1日本(1日で楽に読み切れる本)だね。
代官山駅前でお坊さんが売っている弁当のことが一編の内容として記されてて、
意外なところで気になっていたことが知ることが出来た。彼女の男前な性質がよく分かる本でした。
19:54:00 | memoryrecord | No comments | TrackBacks