「意味がなければスイングはない」村上春樹

村上春樹が自身の好きな音楽を語った本。エッセー、評論。
クラッシックやジャズがメインなので、僕がよく分かるのは、スガシカオくらいなものだったけど、
取り上げられている音楽が分からなくても知らなくても読めます。読ませます。
それは僕が、村上春樹の文体にある種の幸福を得られるからなのかもしれないが、
取り上げられている音楽を知っていたらもっと深く楽しめたのかもしれないかな。

映画「男たちの大和」

チケットをいただいたので見に行く。
制作者の意気込みが公開前から暑苦しく感じて期待はしていなかったけど、思ったよりも楽しめた。
号泣とまではいかなかったけど、所々で涙腺がゆるみます。女優群の演技がいいです。とくに蒼井優がよかったな。

「ロックンロール七部作」古川日出男

「LOVE」を読み終わって図書館に予約を入れたら、年明けこの作品がすぐ借りることができた。
この人の作品は、はまるとぐいぐい行くね。はまり具合がキーだけど。この作品も面白く読ませていただきました。
僕はロック少年じゃなかったけれど、ロックな感じが分かるのなら、よりいっそう楽しめると思う。
物語はロールし、クロニクルを前後して進む。ミュージックそしてグルーブ。