Archive for October 2005

28 October

「SPEED」金城一紀

「FLY,DADDY,FLY」の世界観を継いだ、最新作。
彼の作品は「GO」をはじめ、映画では見たことがあったのだけど、小説を読むのは初めて。
映像的ね。そして軽い。表層的というか。なのでライトノベルのような感じも受けるが、楽しく読める。
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21 October

「ナラタージュ」島本理生

読み始めると、作者の年齢を知っているせいか、あるいは小説世界の設定のせいか、すごく年相応な感じがした。
文体のせいか、ぐいぐい引き込まれるようなスピード感は無いけれど、噛みしめ系かな。
奇を衒う感じがなく、すごく納得できる普遍的な恋愛感情のあり方の一部を感じることができた。
甘くない恋愛小説。

22:56:00 | memoryrecord | 2 comments | TrackBacks

11 October

「東京忌憚集」村上春樹

面白い。僕にとって村上春樹の読書体験は身に染みてるね。
彼の作品を読んで、落胆した記憶がないね。それくらい楽しめる。
思春期と呼ばれる頃からの付き合いだが、彼との出会いは小確幸だと思うね。
18:58:00 | memoryrecord | No comments | TrackBacks

10 October

レンタル4

「真夜中の弥次さん喜多さん」
おバカ映画だとわかってて借りたのだけど、おバカ加減よりドラッグはいけないよ加減が強く感じた。
笑える小ネタも多いのだけど、ツボにはまるかどうかがこの映画を面白く見られるかどうかかな。
僕は随所笑わせていただきました。印象は、いろいろてんこ盛りって感じです。
18:23:00 | memoryrecord | No comments | TrackBacks

04 October

「現代アート入門の入門」山口裕美

3年前発行の書籍なのだが、古くさい感じがした。
現代アートの現状は刻一刻と変化している感を読みながら思った。
入門の入門というわりに、間口が広い感じはしなかったかな。作者はきっと、ちょっと真面目なんだろう。
現状に即した話を聞きたいと思わせる。
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