Archive for September 2007

14 September

本谷有希子「生きてるだけで、愛」

図書館の予約がまわってきた。確か彼女の本について最初に記憶に残ったのは、芥川賞候補作になったこの作品だと思う。
彼女の作品を読んだのはまだ2作目なのだけど、人間のどうしようもないところを描く描写力とその世界観が彼女の持ち味か。
受け入れることが出来れば、楽しむことが出来ると思う。
彼女は劇団としても活躍しているのだけど、そっちも興味が出てくるね。

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05 September

「木洩れ日に泳ぐ魚」恩田陸

久しぶりに恩田陸を読んだ。一応ミステリなのだけど、そんなにミステリミステリしているわけではなく、
男と女、運命と記憶、の一夜の話で最後まで一気に楽しめた。
ぐいぐいと読む手が止まらない感じで、落としどころも納得のいくものでした。
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