「Beatル Night」西麻布club香

知り合いのデザイナーさんがオーガナイザーの一員をつとめるイヴェント。
お誘いがあったので、遊びに行く。小さい箱でこぢんまりとアットホームなパーティーでした。
知ってる顔も何人かいたけど、久しぶりなこともあってなかなか馴染めなかったな。でもかかる曲は僕好みだったので楽しめた。
特にbird（Mondo Grosso）の「LIFE」以降のセットリストはツボだったな。
今でも「LIFE」がキラーチューンなのは、ある種もう定番曲になったということか。
僕がDJのまねごとを始めた頃作った最初のMixCDに選曲したなぁ。

ゼロ次元「芸術とシャーマニズム」多摩美術大学

撮影でいろいろ関わり合いのあるゼロ次元の映像+パフォーマンス。
多摩美は初めて行ったのだけど遠い、でもすごく近代的なきれいな校舎でした。
加藤好弘×針生一郎×中沢新一氏の対談はとても興味深く面白かったね。

朝倉かすみ「肝、焼ける」

不確かなのだけど、ブロスの書評欄か「文学賞メッタ斬り!」か（ま、どっちも豊崎由美なのだけど）でひっかかってて読んでみる。
短編集で、それぞれ30代女性の何ともいえない感じがうまく、同世代の女の人が読んだらどんな感想を抱くのだろうと思った。
どの短編もそれぞれ面白く読めました。

石塚元太良「Tokyo10」エプサイト

展示は今週末からなのだけど、アーティストトークがあったので参加する。
この人の才能は、継続する力なのだと感じさせられた。あと作家にいえるのは皆、人が良い印象だね。
展示が始まって展示も見たが、いろんな手法というか見せ方、見方を試してる印象でした。
いろんな人のいろんなエッセンスをそこかしこに感じてしまうのは、僕が穿った見方をしているからなのか。

本谷有希子「生きてるだけで、愛」

図書館の予約がまわってきた。確か彼女の本について最初に記憶に残ったのは、芥川賞候補作になったこの作品だと思う。
彼女の作品を読んだのはまだ2作目なのだけど、人間のどうしようもないところを描く描写力とその世界観が彼女の持ち味か。
受け入れることが出来れば、楽しむことが出来ると思う。
彼女は劇団としても活躍しているのだけど、そっちも興味が出てくるね。