「僕たちは歩かない」古川日出男

図書館に行ったら目に付いたので借りる。
2時間本かな。あっと言う間に読める。短いけれど古川節。ちょっとした読書体験でした。

「神田川デイズ」豊島ミホ

これもL25つながりかな。これを今の大学生が読むとどうなんだろう。うーんと思うところがあるのかな。
読んで思ったのは、よく言われる等身大の作品は面白く書けると言うことを思い出した。
悪くはない、でも飛び抜けてもない印象かな。作者と同世代の感想が気になるかな。

「見た目判断」「おめかしデイト」おおたうに

L25の執筆者の一人。図書館に行ったらヤングコーナーにたくさん著作があったから借りて読む。
印象よりは辛口で、それなりに面白く読めた。ファッションオタクは女子の特権のひとつかな。

「女修行」辛酸なめ子

やっぱり帯の写真がすごいね。内容は毎度のなめ子節で、爆笑とまでは行かないけど、独特の毒があって面白く読める。
各章終わりのオチが良いし、週刊誌や月刊誌の連載としては秀逸なのかな。

「1000の小説とバックベアード」佐藤友哉

彼の作品は面白いと評価されていたのが、どこか頭の片隅にあって、新刊が出たみたいなので、この機会に読む。
初めて読んだのだけど面白い。ぐいぐい引き込まれて読む。内容は小説についてという、小説家がこれを書くのかという感じだけど、
それがまた面白く、無駄に難解でもないし楽しく読むことが出来た。