Archive for March 2007

29 March

「世界音痴」穂村弘

タイトルが秀逸だと思う。筆者は歌人なのだか、僕はあまり詳しくはない。
彼のダメさ加減がクローズアップされたエッセイ集なのだが、ダメさの程度の割には、社会にコミットしていると思った。
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21 March

「グレート・ギャツビー」 村上春樹訳

なかなか物語世界に入り込めなくて、ページは進むのだけれど今ひとつしっくりこなかった。巡り合わせた時期がわるかったかな。
最後に村上春樹が文章を寄せているが、こちらの方は興味深く読めた。
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13 March

「Job&Baby」青山円形劇場

ご縁があってこの演劇を見る。ゲネプロと千秋楽を見たのだけど、別物というかクオリティが上がっていたね。
なんだか、関わったものの贔屓目っていうのもあるのかもしれないのだけど、楽しむことが出来た。
ゲネプロの時はうーんどうだろうと思う部分もあったけれど、千秋楽を見たときは、面白く、涙を誘うところもあり。
手放しに賞賛できるとまではいかないけど、がんばったなー、良いなーと思わせるものでした。
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05 March

「消費セラピー」辛酸なめ子

彼女名義で図書館に予約を入れていたうちのひとつがまわってきた。
企画色がままあるけど、彼女の身銭を切った話は面白く、さくっと読める。
最後のグラビア?もチャーミングに写っていたわ。
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03 March

畠山直哉「Draftsman's Pencil」神奈川県立近代美術館 鎌倉

作家のアーティストトークがあったので、それにあわせて行く。久しぶりにバイクで鎌倉まで行ったよ。
今回もすごい人だね(数年前の大阪の展覧会でのアーティストトークの時もすごい人だった)。
彼の話はやはり刺激的で面白い。どんな質問にも真摯に彼の言葉で答えていく。
今回の展示は建築によったものだけど、やっぱいすごいね。かれの作品のクオリティの高さを目の当たりにする。
僕が新たに見たシリーズの中で「ラ・ヴィ・イモビル」がかなり良かった。打ち震えたね。
それと凄さの一端を見たのは「東京タワー」「月」だね。最近出た写真集「A BIRD」も良いね。
あと会場に写真家の中平卓馬を見かけた。そのまんまの人でした。
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