Archive for January 2007

24 January

「文学賞メッタ斬り!リターンズ」大森望・豊崎由美

芥川賞、直木賞が発表される頃、いつも彼らの受賞予想を読むのが週間になってしまったわ。
それもあって、この本を読む。なるほどなと思うところもあるが、僕もすべてを読んでいるわけではないので、
僕にとっては良い指南書として作用してるかな。
以前も語ったかもしれないが「人生は短い。この本を読めてもあの本は読めない。」。
でもいいタイミングに読むべき本と出会っていると思うこともあるね。
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23 January

ArtistTalk「荒木経惟×古屋誠一」epSITE

思い出してみたのだけど、もしかして生アラーキーを見るのは初めてかもしれない。
とにかくイメージ通りだね、話し方も立ち振る舞いも。天才アラーキー然としてました。
古屋誠一氏も作品のイメージ通りな語り口だったけれど、フランクな部分もあり、二人の掛け合いも楽しく聞くことが出来た。
いや、両人ともパワフルね、感じ入ること多々ありました。さすが神、天才と言うだけのことはあるなと思ったね。
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22 January

家族

事柄を伏せて記します。僕のために。
僕はこの週末、実家に帰りました。そして家族、ファミリーと生と死について考えました。あと物質としての人間についても。
涙は何を語るのか。笑うことで救われるのか。悲しみや喜びは伝播する。儀式や形式について、宗教とは。
知ることで感じ得ること。そうでなければならないと振る舞うこと。
リリーフランキーの気持ちが少し理解できたということも。
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20 January

「ララピポ」奥田英朗

彼の作品はどれも軽快に面白く読めるのだけど、こういう話もうまい。
作家がセックスをメインに描くことが多々あるが、彼の語るセックスも人間のダメさ加減も良いね。
タイトルのララピポの意味を知ったときは、あーと思いながらも、なんだが納得したわ。
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18 January

「アヒルと鴨のコインロッカー」伊坂幸太郎

とりあえず、図書館の予約がまわってこないときは、彼の旧作を取り寄せて読むことにする。
でも、彼の作品を読んで思うのは、個人的な意見だけど、近作の方がライトな感じがする。
この話も楽しく最後まで読むことが出来たのだけど、人が死にすぎる感じがしたかな。
なんだろう、バランスなのかな。
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