「ゴールデンタイム ~ 続・嫌われ松子の一生」山田宗樹

図書館で手渡されたこの本を見て、また分厚いな読み終わるのに時間かかるかなと思っていたら
案外スラスラと読みきってしまったわ。会話が多く、原稿びっしりって感じじゃなかったのもあるね。
青春物語。人生のゴールデンタイムと思える時期を気持ちよく書かれている。
でもタイトルに「続・嫌われ松子の一生」と入れるのはどうなのだろうか。前作のタイトルに負けている気がする。
これはこれで青春小説としては楽しめる。

「終末のフール」伊坂幸太郎

人気作家の作品を図書館に予約を入れると、ものすごい期間待たされる訳だが、タイミングがまわりまわって、
立て続けに借りることになったりもする。今がちょうどそんな時期だ。
世界があと3年で滅亡する終末の物語。舞台は伊坂幸太郎おなじみの仙台。連作短編集です。
この作品に関しては、女性の登場人物の方が魅力的に描かれているね。個人的な感想だけど。みんなチャーミングです。
終末の現実味は全く感じないけれど、そういう世界の中で語られる大切なことやものが描かれてる。
読むとあったかい気持ちになります。

「ドラママチ」角田光代

まずい、ひどく共感してしまったわ。この物語に出てくる主人公たちは30〜40代の女性で、僕は男なのだけど。
物語的には短編集の集合。中央線、喫茶店っていう縛りはあるけれど、うまいね。
物語の毒の強い感じが、僕の資質に似ているのかもしれないね。

ライオンズ-オリックス/SEIBUドーム

チケットがあるということなので観に行く。野球でもホーム、アウェーがしっかり感じられるんだね。以外でした。
でも今週忙しくて疲れていたせいもあって、ビールを飲んだら試合中はウトウトしっぱなしでした。
で、寝てるときに一列前の席にファールボールが飛んできて、危うく直撃を食らうところでした。
試合自体はカブレラのホームランで盛り上がったくらいかな。やっぱりスポーツ観戦はアメフトの方が面白いと思った。

札幌

11日の夜から12、13日と仕事で10年くらいぶりに北海道へ行ってきました。
天気が良いと日差しは強いのだけれど、吹く風は涼しく気持ちの良い空気は昔の印象のままでした。
新千歳空港から札幌市内への移動は行きも帰りも夜だったので、車窓の風景も楽しめず、
札幌市内での滞在だったので、街はほとんど東京のそれと変わらず、旅情みたいなものは全くなかったのだけどね。
唯一、気持ちよかったのはホテル横にある中島公園を朝散歩したことかな。日差しと空気感の良さを実感したね。