Archive for May 2006

29 May

「蹴りたい背中」綿矢りさ

「インストール」が悪くなかったので、何かと話題だったこの作品を読む。
さすがにブームが去った後だったので、図書館ですぐ借りられた。
作者の素性を知っているせいか、初々しくリアルタイムな感じがありありと感じられた。
エキセントリックな少年少女と閉塞感がさらっとかかれている。同時代の読者は共感できるんじゃないかな。
彼女が今後、どういう作品を書いていくか興味があるね。
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23 May

「僕のなかの壊れていない部分」白石一文

これで最後、実家においてあって持って帰ってきて読んだ本。
タイトルからして、あ〜あっていう感じなのだけど、内容もあ〜あって感じでした。
入り込むまで時間がかかったが、鬱陶しい部分はとばしつつ読み始めたら何とか読めた。
まだ、ものを知らなかった若い頃読んだのならもう少し楽しめたかもしてないけど、いま読むのは、あ〜脱力って感じでした。
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18 May

「女子大生会計士の事件簿 DX.1」山田真哉

これも実家にあったので、持ってきて読んでみた。さおだけ屋の作者書いた本。
あとがきに作者のエクスキューズがあるけど、もういいかな。
彼には純粋に面白い経済書か原作とか原案に徹する方が良いんじゃないかな思った。
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16 May

「インストール」綿矢りさ

実家にあったので(たぶん弟の)、持ってきて読んでみた。
彼女の作品は初めてなのだけど、あーこんな感じかっていう感じ。
インターネットが普及しはじめた時代の空気感が舞台設定としてはうまく機能してると思う。
だからというか、いま読むとちょっと古くさく感じたかな。でも他の作品も読んでみたいと思わせた。
映画も見たけど、これはどうかな。イマイチな感じでした。
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11 May

「空中ブランコ」奥田英朗

奥田英朗立て続けに読みました。イン・ザ・プールよりも面白いね。だんだんパワーアップしている感じ。
久しぶりに本を読んで、吹き出しそうになってしまった。「天丼一丁目」って。
テレビドラマ化された「空中ブランコ」いまさらながら見たいと後悔中。
作者は元コピーライター、構成作家だったのね。面白いわけだ。
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