Archive for February 2006

28 February

「グラスホッパー」伊坂幸太郎

なんだろう。やっぱり近作(魔王・死神)が面白すぎたのか、悪くないのだけど満足度が低かったなぁ。
テイストはちゃんと伊坂節なんだけどね。でも読んだ3作の中では一番映像的かな。
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18 February

「シャングリ・ラ」池上永一

図書館で予約を入れたのがやっとまわってきて、借りたらびっくり、分厚い。
でも読み始めたら面白く、普段は移動時間とかを利用してちびちび読むのだけど、今回は1日半を要して一気に読みました。
月刊ニュータイプに連載されていたからではないのだろうけど、話自体の印象はアニメっぽいというか漫画っぽい。
壮大な世界観とキャラクターのあり方は面白く作品世界に引き込まれていくのだけど、
ぶっちゃけていうと、ナウシカ(ジブリ)+CLAMPの世界観に近い印象です。
でもストーリーは面白く、ファンタジー具合もちょうどいい。エンターテイメントとして楽しめる作品でした。
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14 February

「死神の精度」伊坂幸太郎

「魔王」に続いて読みました。短編の集合体で、最後にいいオチがあったけど、こっちの方が軽いというか読みやすい。
テレビドラマっぽいって評した人がいたけど、それもわかる感じです。一つ気になったのは、ずれてる死神像。
いい味を出してるけど何千年前から人間と関わっているのなら、もう少し学習能力があってもいいんじゃないかな。
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07 February

「魔王」伊坂幸太郎

彼の作品を読もうと思ったのは「死神の精度 」が面白いと聞いたからで、図書館に予約を入れてあるのだけど、全然回ってこない。
でも、縁があって最新作の「魔王」を借りることが出来たので読む。
面白い。そしてうまい。もしかするとフェイバリットな作家の一人になりそうな予感。
第一部の感じからどうやって落とし込むのか気になったけど、納得できるラインに着地してるし、良いと思う。
早く他の作品も読みたい。早速図書館に予約を入れよう。
20:18:44 | memoryrecord | No comments | TrackBacks

03 February

「4TEEN」石田衣良

「IWGP」の原作者として知ってはいたけど、文章はR25のコラムくらいしか読んだことがなかった。
で、テレビのコメンテーターとしても見ることが多い彼の作品を初めて読んだ。
うまいのだけど、なんだか正しすぎる感じがしたかな。この作品自体は小中学生向きだろうね。サックと読めました。
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